第三回：照明

インタビュアー：何か趣味などはございますか？

かがわ：最近は水泳にハマっていて、よく泳ぎに行くんですよね。

インタビュアー：えっ！？ どこに泳ぎに行くんですか？

かがわ：いや、そりゃあもう、世界各地……、いずれね、いずれ！今は水たまりとか……。某池とか、(検閲済み)湖とか、割と自然に近いところで泳がせてもらってます。

（この間、ゆみかちゃんはずっと笑ってました）

ゆみか：猫が好きです。しーちゃんって名前の猫を飼ってます。

インタビュアー：今回照明を選んだ理由はありますか？

かがわ：裏話を言うと、僕ほんとはスタジオでタピオカ屋やりたくて……っていうのは冗談で。実は部署選んでなくて。なんでもいいって言ったら、ひづる（舞台監督）に出されてしまって……。

ひづる：違うでしょ。

（ひづるさん乱入）

ひづる：事実は、「なんでもいいよ」って言われたから、きら（演出）と相談して、照明やってもらおうって決めました。

かがわ：まぁ、僕の持つセンスが認められたっていうことでしょうね。

インタビュアー：なるほど。自信の程は？

かがわ：……それなりに。

インタビュアー：いや、そこはもっと、「照明だけで泣かす」くらい言いましょうよ！

かがわ：……まぁ、あの、眩しい、かもしれないですね。

（一同笑う）

ゆみか：元々、音響か照明のどちらかで迷ってて。照明に、香川さんとか、一緒にやったことないメンバーが多くて、面白そうだと思って、照明にしました。

インタビュアー：メンバーについてお願いします。エピソードなどもあれば教えてもらいたいですね。

かがわ：浅田はもちろん、めちゃくちゃ頑張ってくれてる。楓ちゃん（3年生）も、みんなに教えようとしてくれてて、いい雰囲気ができてます。

平林は、香川二世って感じでしょうか。

インタビュアー：奔放な？

かがわ：奔放な……

平林：本当に香川二世になりたくなくて頑張ってるのに！

かがわ：いや、間違いなく、未来の香川です。

インタビュアー：通ずるものがありますか？

かがわ：いや、もう通じてないね。俺よりやばい気がする。俺の進化系みたいな。将来が楽しみです。

あと、相庭（1年生）もね、頑張ってくれてます。いずれは照明のトップを狙える人間になれるんじゃないでしょうか。

インタビュアー：雰囲気がよさそうですね。

かがわ：そうですね。努力家を認める部署なので！

ゆみか：香川さんは本当に流石だなーと。プラン（照明プラン。どう照らすかの計画）もたくさん出していただいて。慣れてるしセンスもあるので、香川さんが「おっけー」って言ったら、だいじょうぶなんだろうって思います。リーダーですね。

楓さんは、香川さんとはまた違うプランとかを書くので、勉強になります。

むぎ（平林）は、普段が奔放すぎるんだけど、やる時はやるし、切り替えて仕事ができます。

まみちゃん（相庭）は、最高に面白い。自然と出た言葉が面白い。

かがわ：極限の天然だよね。

ゆみか：そうそう。あと、「ご飯行きましょー」とか誘ってくれて嬉しいなぁって。

かがわ：……え、俺言われたことない。

ゆみか：照明打ち上げやろうって言ってましたよ。

かがわ：あ、そうなんだ。

インタビュアー：今回苦労したのはどんなところですか？

かがわ：卒業研究と、卒論と……。

インタビュアー：なんか違うくないですか！？

かがわ：あはは。いつもの公演より、プラン会議が大変だった。舞台の形がトリッキーで、苦労してます。

ゆみか：バトン図（灯体をどこに吊るすかの設計図）が習ってなくて書けなくて、香川さんにLINEしたら「いいよ。俺見るから」って言ってくれて。それなのに次の日来なかったっていう……。

かがわ：色々あったんや！ あの日は……。

ゆみか：舞台の形が難しいから、吊るすのも大変でした。

インタビュアー：舞台の形に苦労させられた部署ですね。

インタビュアー：今回の見どころはどこですか？

かがわ：表現ですね。気持ちの表現。登場人物の雰囲気や感情を出せるようにプランを作ってきたので、見ていただけたらな、と思います。

ゆみか：舞台もトリッキーだし、役者さんの動きもトリッキーなので、頑張って調和したいです。頑張ります。